伽藍の堂

読書の記録が中心です。たまに音楽や映画などの話も書きます。

書を持って町に出よう

なんて偉そうに言うほど私は読書家ではないのだが。


しかし、学生時代に学校と家との往復だった頃と

違って、いろいろと見えてくるものがある。

知識か体験のどちらが大切か?なんて意味のない問は立てない。

今年に入って、音楽の生演奏などを聞くようになり、

今まで概念でしかなかったものが実感を伴うようになる。

ふわふわと自分のまわりをういていたものがぴったりと自分の

体に馴染むようだ。

読んでいて面白いと思うもの、役に立つことが書かれているもの

はたくさんあるだろう。しかし、何か不思議なことに出会った時

思い出す本はそう多くはない。

今回はそんな本のラインナップである。

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)

じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書)


「聴く」ことの力―臨床哲学試論

「聴く」ことの力―臨床哲学試論



<弱さ>のちから

<弱さ>のちから



はじまりの死生学―「ある」ことと「気づく」こと

はじまりの死生学―「ある」ことと「気づく」こと



「待つ」ということ (角川選書)

「待つ」ということ (角川選書)



平山先生、亡くなってしまったのか。

昔、ホスピス研究会でお会いした服部洋一先生も若くして亡くなってしまった。

私が影響を受けた人がこの世から去っていく。