「地アタマを鍛える知的勉強法」

地アタマを鍛える知的勉強法 (講談社現代新書)

【評価】　★★★★

仕事用

【紹介】

　知識ではなく知性を得るための勉強方法を様々な有名人の例を挙げながら、説明している。

【名言】

方法的意識の常備勉強法

【感想】

　よくある資格試験や受験勉強の方法を述べたものではない。本書の目的は、著者の言うように「知性を得る」ことである。とはいえ、受験や資格のための勉強に有用なものモノある。目次から学ぶ、出題者になる、図化、概念を理解する、キーワードの関連を理解するなどである。特に、第４章の「実力がワンラックアップするヒント集」などは、勉強法としてはオーソドックスでありながらコンパクトにまとまっているので使える。

しかし、「地アタマを鍛える」や「知的」という言葉がタイトルに入っているのは非常に恥ずかしい。