『論理ノート』

論理ノート

【評価】　★★★★

【紹介】

　この本は、５部構成になっている。１部と２部は論理学の初歩的な考え方や用語の説明になっている。第３部は論証の仕組みについてが書かれている。第４部と５部は実践編で、非論理的思考に陥るパターンと論理的になるためのポイントが述べられている。

【感想】

　悪くはない。洋物なのでマニュアル的に書かれているところが良い。前半の用語の説明は少しめんどくさいかもしれないが、後半の部分、第４部と第５部にはさらっと目を通すだけでも有用なものがある。

　内容とは全く関係ないが、シンプルな装丁が良い。「論理ノート」というタイトルにちなんでノートのような装丁になっていることにセンスを感じる。