『間違いだらけのＭＢＡ』

間違いだらけのMBA (光文社ペーパーバックス)

【感想】

　日本のMBA教育の現状や問題点を欧米やアジア諸国との比較によって述べた本である。
　私自身は、MBAを取得する予定はない。それどころかMBAにはあまり興味がない。しかし、この本はMBAという高等教育を日本がどう扱うかということを考える上で有益だった。
　しかし、終章の「若者は何を目指すべきか」という部分は体育会系のような雰囲気で私の肌には合わなかった。もう少し淡々と論じて欲しかった。