5月27日火 渋谷gee-geのカノエラナのライブに行く
場所は渋谷gee-ge
『ウダガワガールズコレクション vol.49』
というイベントである。
私にとって、場所はおなじみの渋谷である。
ハグロックフェスティバルの会場にもなった場所で、
渋谷東急ハンズの近くである。
この会場は、レストランにもなっているので、椅子やテーブルがあるため、落ち着いて見ることができる。
今回のイベントは出演者が多く、6人である。
最初の演奏者は、池田あかりという女性である。中性的なルックスと少し暗めの歌でなかなかツボだった。しかし、自己紹介もなく、ツイッターやホームページ、CDなどの情報もなく、これ以上追跡できないのは残念である。
二番目がカノエラナである。いつもの明るい感じの歌やできたばかりの新曲「私の彼氏は二次元の人」などを披露する。ぶっちゃけタイトル通り歌詞自体はかなりのネタな曲である。しかし、上手い。文句なくうまい。
また、1曲だけピアノの弾き語りがあった。『夢日記』という曲である。
歌手本人も「普段とキャラが違うので別人が乗り移ったと思って下さい」と言っていた。確かに普段と雰囲気が異なり、しっとりとした曲である。軽く泣いてしまった。
他には、BEVERLYというフィリピン人の女性歌手がいた。日本語がほとんど話せないようで、最初に今日の企画者が紹介をしていた。しかし、日本の歌が好きなようでミーシャの曲を歌っていた。その場にいる人間を圧倒する歌唱力である。一時、会場がアメリカの音楽番組のようになっていた。紋切り型の表現であるが、音楽においては分け隔てるものはないなあと感じた。
最後は、立花綾香である。小柄でキレイなお姉さんという印象である。しかし、キーボードの弾き語りとサポートのドラムの演奏は力強かった。少し低めの歌声がよく響く。雰囲気がとても大人っぽく、聞き惚れるという感じだ。お気に入りは、クジラと夕陽。私と友人、私と好きな人という関係ではなく、私の気持ちに焦点を当てている。どちらかといえば歌というよりも詩である。
『クランベリーソーダ』
『クジラ雲と夕陽』
この立花綾香の演奏を聴くことは、初めてである。が、どこかで名前を目にしたことがあるなと思っていた。ヤマハの5thミュージックレボリューションというコンテストで、酸欠少女さユりと最後の方で競っていた人のようだ。中島みゆきに始まり、内省的な曲作りをする人を集めているのだろうか。